公文書偽造問題が連日マスコミをにぎわしている。
政治が私物化されているのは、国民のほとんどみんながすでに分かり切っていることなのだろうが、国民もマスコミもあえて目を閉じたかのようで、これまでここまでの騒ぎにならなかった。
「国民は生活のために魂を売ってしまった」と新聞に書いていた人もいたし、上の命令で文書を偽造させられた職員が自殺したとの報を聞くと忸怩たる思いだ。
だが、自分もまさに生活のために魂を売ってしまった一人なのかもしれない。
今回の件で、国民やマスコミの魂が目覚めて政治が変わるのか?
生活か魂か? 自分の中でもいまだに明確な答えの出ない、とても難しい問題だ。