平成29年4月11日(火)午後7時から9時半ころまで、新宿の創作イタリアン飲み屋で第92回士の会が開催されました。
テーマは「これからの日本のために、今、変えるべきなのは何か」という大きな題材でした。
身近なところでは、自分が住んでいる地域をないがしろにする結果となる「ふるさと納税」は撤廃すべきとか、近い将来1億人を切ると言われる「人口減少」に歯止めをかけなければ等の意見が出されました。
「高齢者の多額の貯金や既得権」が、働き手世代の子育てを困難にし、日本社会の活性化を阻害している可能性もあり、何とかならないものかとの意見もありました。
最近の政治家の暴言の数々を見ても、国民の意見を無視し、普通の国民をないがしろにしている「傲慢な政治」への疑問も呈されました。
具体策はとても難しいが、政治に金がかかりすぎるからこそ、金持ちや2世議員が、結局自分たちや金持ちや投資家を利する政治しかしようとしない。
今の選挙は実質制限選挙で、国会議員への立候補に300万円もかかる供託金は10分の1にすべきだとか、「国民の政治的無関心」こそが日本の政治がよくならない最大の原因なので、それを克服するためには国民の意識、教育から変えていくしかないなど、抜本的な改革を求める声も上がりました。
テーマが大きすぎてまとまりはつきませんでしたが、色々な意見が出て興味深い会合でした。
なお上記はあくまで今回参加したメンバーの私的な自由な意見表明であり、賛否両論や異なる意見も多々あることと思います。